サービス付き高齢者向け住宅とは、都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅で、民間事業者などによって運営されています。主に、自立あるいは軽度の要介護状態の高齢者を受け入れています。
サービス付き高齢者向け住宅の特徴は、一般的な賃貸住宅よりも高齢者が住みやすく借りやすいことです。
また、利用権方式ではなく、賃貸借方式の施設が多いので、入居時に支払う敷金の返還を受けやすいなどの点で入居者の権利が守られています。
入居者にとっては、選択肢が豊富なサービス付き高齢者向け住宅を比較して選ぶことで、住み慣れた地域に住み続けやすくなるという「メリット」があります。
ケアの専門家（社会福祉法人・医療法人・指定居宅サービス事業所等の職員・医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員・介護職員初任者研修課程修了者）が日中常駐し、入居者に対して、安否確認と生活相談のサービスを提供します。
サービス付き高齢者向け住宅には、基本的な設備である居室のほか、施設によっては食堂と共同リビングを兼用する共同生活室などの設備が備えられています。
居室には収納設備・洗面設備・トイレなどが設置され、施設全体で床の段差がなく、廊下幅が78cm以上あるなど、バリアフリー構造の義務化がなされています。
また、サービス付き高齢者向け住宅には、居宅介護支援事業所が併設されているケースもあります。
ケアの専門家（社会福祉法人・医療法人・指定居宅サービス事業所等の職員、医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、介護職員初任者研修課程修了者）が少なくとも日中常駐し、安否確認サービスと生活相談サービスを、すべての入居者に対して提供する。